もっと広い立場から障がいのある方を支えたいと思い、市役所へ転職しました。でも、実際は人と直接関わる機会がほとんどありませんでした。今回の転職で、自分がやりたかった支援に、もう一度向き合える環境に出会うことができました。
— Yさん(30代・サービス管理責任者兼福祉支援員)
転職のきっかけ
就労移行支援の現場で約7年間、障がいのある方の就労を支援してきました。
働く中で、就労移行支援を利用する方だけでなく、もっと広い立場から多くの方を支えたいと思うようになり、市役所へ転職しました。
しかし、実際に担当したのは、助成金や支払いの手続きなどの事務業務が中心でした。
入職から2週間ほどで、夜9時や10時まで働く日もあり、利用者の方と直接話す機会はほとんどありませんでした。
「間接的にでも、障がいのある方を支えている」
そう考えようとしましたが、自分がやりたかった支援との違いを感じるようになりました。
入職して間もない時期だったため、短期離職になることへの不安もありました。
それでも、このまま長く働くイメージが持てず、転職を決めました。
転職で変わったこと
転職活動を始めたときは、なぜ今の仕事に違和感があるのか、自分でもうまく説明できませんでした。
藤本さんと話を重ねる中で、「私は、人と直接関わることにやりがいを感じるんだ」と気づき、条件だけでなく、法人の支援に対する考え方にも目を向けるようになりました。
私が大切にしたいのは、就労継続支援B型を必要な方の居場所として尊重しながら、ステップアップを望む方には、一般就労など次の道へ進めるよう支援することです。
面接で法人の考えを確認すると、副社長から「利用者を次のステップへ送り出していくことは、私たちも課題だと考えており、これから取り組んでいきたい」という話がありました。
自分と同じ問題意識を持つ方たちとなら、やりたい支援を目指していける。
そう思えたことが、入職を決めた一番の理由です。
今回の転職で、利用者の方と直接向き合い、自分が大切にしてきた支援にもう一度取り組める環境を見つけることができました。